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小伊津のアマダイ

小伊津のアマダイ

小伊津グジダイ(甘鯛)

かつて正月、小伊津の初セリの甘鯛と言えば、初トビと並ぶ日本一の高値で、一匹ウ〜ン万円もしていました。

小伊津の漁師は、昔から自然との共存・調和・種の保存を踏まえた上で網漁を拒否しかたくなまでの一本釣りと延べ縄漁で漁獲する。各事柄は、上方(京都・大阪)でも有名です。キラキラと輝く風味豊かな甘鯛は出雲市のブランド魚にもなっています。

延べ縄漁

ナワケ(縄桶)

▲ナワケ(縄桶)

延べ縄漁で使用する縄は約700m。

それに約110本の釣り糸を付け、ナワケといわれる縄桶にまとめたものを各船に数個ずつ積み込み漁にでます。

えさは、独特の油をつけた「えど(イカ)」。
この油は漁のポイントとも言われ油の良し悪しで捕獲量が左右されます。

赤アマダイ スズキの仲間

赤甘鯛
  • ・本州の中部以南から東シナ海、台湾にかけ分布
  • ・赤甘鯛、白甘鯛、黄甘鯛の3種がよく知られています
  • ・古名は、グジ・コズナ・クズナ
  • ・水深は20〜300・のやや深いところに生息
  • ・小伊津沖では、80〜110・くらいに多く生息
  • ・年間を通して水揚げされる・甘鯛は、泥や砂が混じった海底にすみ、口に泥や砂を含んで巣穴を作る習性を持つ
  • ・小伊津沖は、海流から海底地質まで甘鯛の生息にとても適しています
  • ・水揚げされる甘鯛は、キラキラと輝き、引き締まった身と鮮やかな姿を見せてくれます
  • ・厳しい日本海で育った甘鯛は、比較的身の柔らかくなると言われる冬季においてもよく引き締まり弾力のある身です。

そうなんだよね〜。ぼくの自慢なんだぁ。小伊津甘鯛って!! でも甘鯛だけじゃないぞぉ〜。

福イラスト

三毛猫 福(オス)

貴重なオスの三毛猫。漁の守り神として、小伊津漁港で見守り活動をしている。